2019年06月13日
四四式騎兵銃のバットプレート(床尾板)
旧日本軍の使用した四四式騎兵銃のバットプレートです
四四式騎兵銃は旧日本軍が三八式騎兵銃の次に採用した騎兵銃であり折りたたみ式のスパイク型銃剣が特徴的な騎兵銃ですね
最近この騎兵銃のエアガンが欲しくなり色々と調べてみるとタナカ製のガスガンおよびモデルガンにはバットプレートの銃腔通しを入れる為の窓がオミットされている事を知りました。
確かにエアガンには全く必要の無い機能でありますが、モデルガンにも再現されていないとのこと
せっかく全体的なフォルムは素晴らしいのに何か物足りない
たかが窓ですが、されど窓
気になるとどんどん気になる性格のため夜も眠れません
ネットで探してもなかなか見つからず。
と、いうことで少し身近にある四四式騎兵銃さんに一肌脱いでもらいお尻の中身を見せてもらいました
いきなり分解されていますが
四四式騎兵銃のバットプレートの一式になります
分解時は写真を撮る暇がありませんでした
おそらく70年以上も分解などされていなかったのか、すべてのネジが固く傷を付けないように慎重に慎重に油を垂らしながら分解をし
中に詰まっていたどこかの国の泥を掻き出し、ブラシで磨きました
バットプレートにまさかここまでのパーツが詰まっていたとは思いもしませんでした
錆を落としたら組んでいきます

まず上の図の5と6のパーツを組みます
次に組んだパーツを7に組みます
合体!!
組んだら開閉用のレバーを組みます、ネジで留めます
次にバットプレート内側に取り付けて完成です
外から見るとこんなに小さな窓ですがその内側は意外と凝った造りになっており、タナカのガスガンやモデルガンで、これを再現しようとすれば数千円から1万円は今よりも高かったのではないでしょうか?
AKMとかのバネで窓を押さえているだけの構造ばかりを見ていたので四四式騎兵銃の凝った造りに少し感動をしました
たかがバットプレートの事だけの記事になりましたが最後まで見ていただき、ありがとうございました
またタナカのガスガンを購入した時にでも比較等でブログにあげてみたいと思います。
Posted by きんたak at
23:32
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